歯医者嫌いにしない!親ができる4つの準備
「うちの子、歯医者に行くたびに泣いてしまう…」
「怖がって口を開けてくれない…」
こうした悩みは、実は多くのご家庭で共通しています。
しかし、子どもが歯医者を嫌いになるかどうかは”性格”ではなく、最初の体験と家庭での準備でほとんど決まります。
ここでは、歯医者嫌いを防ぐために親ができる4つのポイントを具体的に紹介します。
① 嘘をつかずに、正直に伝える
② 「怖い」「痛い」という言葉を使わない
③ 小さな成功体験を積ませる
④ ごほうびで「楽しい歯医者体験」に
歯医者嫌いを作らないための環境づくり
家庭でも、歯医者に対する良い印象を持てるような習慣づけが効果的です。
家庭でできる環境づくり
- 「歯医者さんの絵本」を読む
- 家で”歯医者さんごっこ”をして楽しむ
- 家族みんなで「歯を大事にする」という姿勢を見せる
重要な注意点
- 歯医者に行くのは”悪いことをした罰”ではない
- 「虫歯になったら怒られるよ」と脅す言葉は、歯医者嫌いを強めてしまう原因になる
よくあるご質問
お子様の歯医者通いに関して、保護者の方からよくいただくご質問にお答えします
子どもが泣いてしまったらどうすればいい?
泣いても問題ありません。無理に治療せず、まずは「慣れる練習」から始めましょう。当院では、今日はご挨拶だけで終えることもあります。
初診の日に治療までするべきですか?
初日は環境に慣れるだけで十分です。泣かずに座れた、鏡を覗けたなど、小さな成功を積むことが大切です。
家ではどんな声かけが効果的?
「歯をピカピカにしてもらおう」「先生に会いに行こう」など、前向きな言葉を使いましょう。「痛い」「怖い」は禁句です。
ごほうびは毎回必要?
毎回でなくてもOKですが、初期のうちは「頑張れた=嬉しい体験」に結びつけることが重要です。小さなご褒美で十分です。
歯医者さんを嫌がる時期をどう乗り越える?
無理に連れて行くより、しばらく間を空けて「また遊びに行こうね」と軽く声かけするのがおすすめです。強制は逆効果になります。
まとめ:親子で一緒に作る「楽しい歯医者体験」
子どもが歯医者を好きになるかどうかは、最初の印象でほぼ決まると言われています。 親御さんの声かけや態度が、安心感を与える最大のカギです。
「怖い」ではなく「楽しい」「安心できる」歯医者体験を、親子で一緒に作っていきましょう。 正直で前向きな声かけ、小さな成功体験の積み重ね、そして適切なごほうびが、お子様の歯医者に対するイメージを大きく変えます。
ハギノ歯科では、初めての通院でも笑顔で帰れるよう、スタッフ全員でサポートしています。 お子様のペースに合わせた優しい診療を心がけ、「また来たい!」と思える歯科医院を目指しています。
歯医者嫌いを防ぐことは、お子様の将来の歯の健康を守ることにもつながります。 一緒に、お子様の健やかな成長をサポートしていきましょう。
この記事の監修者
ハギノ歯科 副院長
萩野 貴俊
愛知学院大学歯学部卒業。日本小児歯科学会会員。 お子様が安心して通える歯科医院づくりに力を入れています。 歯医者嫌いを作らない優しい診療を心がけ、お子様の成長に合わせた治療をご提供します。
お子様の歯医者デビューをサポートします
ハギノ歯科では、お子様が楽しく通える環境づくりを大切にしています。
歯医者が初めてのお子様も、怖がりのお子様も、優しくサポートいたします。
お気軽にご相談ください。
詳しい小児歯科治療については、当院の小児歯科ページもご覧ください。
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