三重県いなべ市で入れ歯にお困りの方へ

合わない入れ歯の悩みから解放されて、もっと楽しい毎日を
「入れ歯が合わなくて痛い」「うまく噛めない」「見た目が気になる」「入れ歯が外れやすい」
そんな入れ歯のお悩みはありませんか?実は、若い方でも入れ歯に悩むことは珍しくありません。
三重県いなべ市のハギノ歯科では、そうした悩みに寄り添い、痛みや違和感が無いようしっかりと調整を行いながら、多くの種類の入れ歯をご用意しています。保険診療の入れ歯から、見た目が自然な自費診療の入れ歯まで、患者様のご希望とご予算に合わせて最適な入れ歯をご提案いたします。
このページでは、入れ歯の種類と特徴、治療の流れ、費用、そして快適に使い続けるためのポイントまで、詳しくご説明します。
こんなお悩みをお持ちの方へ
入れ歯の種類と特徴
保険診療と自費診療、それぞれの入れ歯の特徴をご紹介します
保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯の比較
入れ歯には保険が適用されるものと、適用されない自費診療のものがあります。それぞれの特徴を理解し、ご自身に合ったものを選ぶことが大切です。
特徴 | 保険診療の入れ歯 (レジン床義歯) | 自費診療の入れ歯 (金属床・ノンクラスプなど) |
---|---|---|
費用 | 保険適用で費用を抑えられる | 保険適用外のため高額 |
素材 | プラスチック(レジン)製 | 金属、特殊樹脂、シリコンなど多様 |
厚み | 強度を保つため厚みが必要(3mm程度) | 薄く作れる(金属床は0.5mm程度) |
装着感 | 厚みによる違和感や異物感がある | 薄く軽いため違和感が少ない |
熱の伝わり | 熱が伝わりにくく食事の温度を感じにくい | 金属床は熱伝導が良く食事が美味しい |
見た目 | 金属のバネが見えることがある | ノンクラスプはバネがなく自然 |
耐久性 | 割れやすく、変形しやすい | 丈夫で長持ちしやすい |
製作期間 | 約1〜2ヶ月 | 約1〜2ヶ月(種類により異なる) |
保険診療の入れ歯(レジン床義歯)
特徴:プラスチック(レジン)製の入れ歯です。保険が適用されるため費用を抑えることができますが、強度を保つために厚みが必要となり、装着時の違和感が大きくなりがちです。
メリット:費用が安い、修理しやすい、保険適用で6ヶ月後に作り直し可能
デメリット:厚みによる違和感、熱が伝わりにくい、割れやすい
費用の目安:部分入れ歯 約5,000〜14,000円、総入れ歯 約10,000〜15,000円(3割負担の場合)
金属床義歯(自費診療)
特徴:床の部分に金属を使用した入れ歯です。チタンやコバルトクロムなどの金属を使用することで、薄く丈夫に作ることができます。
メリット:薄くて軽い(違和感が少ない)、熱伝導が良い(食事が美味しい)、丈夫で長持ち、発音しやすい
デメリット:費用が高い、修理が難しい場合がある
こんな方におすすめ:違和感の少ない入れ歯をご希望の方、食事の温度を感じたい方
ノンクラスプデンチャー(自費診療)
特徴:金属のバネ(クラスプ)を使わない入れ歯です。特殊な樹脂で作られており、歯ぐきと同じ色をしているため目立ちません。
メリット:見た目が自然(金属が見えない)、軽くて薄い、装着感が良い、金属アレルギーの心配がない
デメリット:費用が高い、修理が難しい、症例によっては適用できない
こんな方におすすめ:見た目を重視される方、金属アレルギーの方
シリコンデンチャー(自費診療)
特徴:歯ぐきに接する部分に医療用シリコンを使用した入れ歯です。クッション性があり、歯ぐきへの負担を軽減します。
メリット:痛みが少ない、しっかり噛める、外れにくい、歯ぐきに優しい
デメリット:費用が高い、定期的なメンテナンスが必要
こんな方におすすめ:歯ぐきが痩せている方、入れ歯の痛みでお悩みの方
インプラントオーバーデンチャー(自費診療)
特徴:数本のインプラント(人工歯根)を埋入し、それを支えとして入れ歯を固定する方法です。
メリット:しっかり固定される、よく噛める、入れ歯の大きさを小さくできる
デメリット:手術が必要、費用が高い、治療期間が長い
こんな方におすすめ:総入れ歯でもしっかり噛みたい方、入れ歯の安定性を求める方
入れ歯治療の流れ
初診から完成まで、丁寧にサポートいたします
初診・カウンセリング
まずは患者様のお悩みやご希望を詳しくお伺いします。現在の入れ歯の問題点、ライフスタイル、ご予算などを考慮し、最適な治療法をご提案します。必要に応じてレントゲン撮影などの検査も行います。
型取り(印象採得)
精密な入れ歯を作るため、お口の型を取ります。この工程は入れ歯の適合性を左右する重要なステップです。必要に応じて、個人トレー(患者様専用の型取り器具)を作製し、より精密な型取りを行います。
噛み合わせの記録(咬合採得)
上下の顎の位置関係や噛み合わせの高さを記録します。正しい噛み合わせは、入れ歯の安定性と機能性にとって非常に重要です。この段階で、歯の色や形も相談しながら決めていきます。
試適(仮合わせ)
完成前の入れ歯(ろう義歯)をお口に合わせて、適合性や見た目、噛み合わせを確認します。この段階で修正が必要な部分があれば調整し、患者様にご満足いただける入れ歯を目指します。
完成・装着
完成した入れ歯を装着し、最終的な調整を行います。痛みがないか、しっかり噛めるか、話しやすいかなどを確認します。入れ歯のお手入れ方法や注意事項についても詳しくご説明します。
調整・メンテナンス
装着後は必要に応じて微調整を行います。新しい入れ歯に慣れるまでには時間がかかることもありますので、違和感や痛みがある場合は遠慮なくご相談ください。その後も定期的なメンテナンスで快適な状態を保ちます。
治療期間の目安
一般的な入れ歯治療では、完成までに約1〜2ヶ月ほどかかります。通常は4〜6回程度の通院で完成しますが、お口の状態によっては事前に虫歯や歯周病の治療、残存歯の抜歯などが必要になる場合もあり、その場合は治療期間が延びることがあります。
よくあるご質問
入れ歯治療について、患者様からよくいただくご質問とその回答をご紹介します
入れ歯は目立ちますか?
部分入れ歯の場合、留め具となる金属バネが見えてしまうことがあります。しかし当院では見た目を気にされる方向けに、金属を使わないノンクラスプデンチャーやシリコンデンチャーなど目立ちにくい入れ歯もご用意可能です。磁石式アタッチメントやインプラントで固定する入れ歯など、周囲から入れ歯と気づかれにくい方法もありますので、ご相談時にご案内いたします。
入れ歯以外の治療法はありますか?
はい、失った歯を補う方法は入れ歯以外にもいくつかあります。代表的なものにブリッジ(両隣の歯を削って人工歯を架ける方法)やインプラント(顎の骨に人工歯根を埋め込み歯を作る方法)、自家歯牙移植(自分の他の歯を移植する方法)などがあります。患者様の口腔内の状態やご希望によって最適な方法は異なりますので、カウンセリング時にメリット・デメリットを含め丁寧にご説明し、最善の治療計画をご提案します。
入れ歯は完成までどれくらいの期間がかかりますか?
一般的な入れ歯治療では、完成までに約1~2ヶ月ほどかかることが多いです。通常は「型取り」→「噛み合わせの記録」→「仮合わせ(試適)」→「入れ歯の装着」という流れで、4回程度の通院で済みます。ただし、お口の状態によっては事前に虫歯や歯周病の治療、残存歯の抜歯などが必要になる場合もあり、その場合は回数や期間が延びます。具体的な治療スケジュールは初診時にご説明いたしますので、ご安心ください。
入れ歯はどれくらい長持ちしますか?
入れ歯の寿命は個人差がありますが、適切にお手入れしていれば10年以上使用できる場合もあります。ただし顎の骨や歯ぐきは時間とともに変化するため、入れ歯も数年おきに調整や作り替えが必要です。保険診療の入れ歯は規定上半年経てば新しく作り直すことも可能ですし、自費の入れ歯も不具合を感じた時点でいつでも新調できます。入れ歯が緩くなったり、ガタつき・食べ物の詰まりが生じるようなら、我慢せず早めにご相談ください。状態によっては一から作り直さなくても、裏側を歯ぐきに合わせて補修する「リライン」で対応できることもあります。
入れ歯は寝るときも付けていた方がいいですか?
基本的には就寝時は入れ歯を外してください。夜間は入れ歯を外すことで歯ぐきを休ませ、清潔に保つことができます。入れ歯を外した状態で歯磨きを行い、入れ歯自体も専用ブラシなどで洗浄しましょう。ただし、入れ歯を外すと眠りづらいという方もおられます。その場合はしっかり清掃した上で装着して寝ても構いません。患者様それぞれに合った指導をいたしますので、ご自身に合う方法を遠慮なくご相談ください。
入れ歯の治療は痛いですか?
入れ歯自体を作製・装着する際に強い痛みが生じることは基本的にありませんのでご安心ください。型取りや調整で違和感を感じることはありますが、当院では痛みや違和感が出ないよう丁寧に調整を行っています。ただし、入れ歯を作る前提で残っている歯を抜歯する必要がある場合などは、処置時に局所麻酔を使用しますので処置中の痛みはほとんどありません。新しい入れ歯を装着した直後に多少の違和感や圧迫感を覚えることがありますが、これも調整でフィットさせていきますので、痛みが出る際は遠慮なくお申し出ください。
保険の入れ歯と自費の入れ歯はどう違うのですか?
一番大きな違いは素材と品質、それに伴う装着感や見た目です。保険の入れ歯はプラスチック製で強度を保つため厚みが必要なため、どうしても異物感が出やすく噛み心地や見た目の自然さも劣ります。その代わり保険適用で費用負担が少ないメリットがあります。一方、自費の入れ歯(例えばノンクラスプデンチャーや金属床義歯)は費用は高くなりますが、金属の留め具がなく薄く作れる特殊樹脂等で作製するため、装着していることを忘れるほど自然で快適な仕上がりになります。見た目も美しく、耐久性や軽さも向上します。それぞれメリット・デメリットがあるため、患者様のご予算やご要望に合わせて最適な方をご提案いたします。
入れ歯が合わなくなったらどうしたらいいですか?
入れ歯が緩くなったり、痛みが出て合わなくなってきた場合は、我慢せず早めに歯科医院で調整を受けてください。当院では入れ歯の調整・修理も随時行っています。状態によっては入れ歯を一から作り替える「再製作」をおすすめすることもあります。特に長年同じ入れ歯を使っていると、顎の骨の変化でどうしてもフィット感が悪くなるため、定期的なチェックと作り替えが必要です。また、噛み合わせ調整や裏打ち(リライン)によって改善できるケースもあります。入れ歯の不調を放置すると食事や会話の質が落ちるだけでなく、残っている歯や顎骨への負担にもつながりますので、異変を感じたら早めにご相談ください。
入れ歯のお手入れはどうすればいいですか?
毎日のお手入れが入れ歯を長持ちさせるポイントです。基本的には食後と就寝前に入れ歯を外して、水道水でよく洗い流してください。専用の入れ歯用ブラシや義歯洗浄剤を使うと汚れが落としやすくなります。特に就寝前は入れ歯を外してしっかり清掃し、コップなどに水を張ってその中で保管しましょう。寝ている間は歯ぐきを休ませるため入れ歯を外すのがおすすめですが、外すと落ち着かないという方は、清潔にした入れ歯を装着したまま休んでいただいても構いません。その場合でも歯ぐきのマッサージや休息は必要ですので、日中など適宜入れ歯を外す時間を作るようにしてください。お手入れ方法については来院時にも詳しくご説明しますので、不明点があれば遠慮なくお尋ねください。
入れ歯のお悩みは三重県いなべ市のハギノ歯科へ
合わない入れ歯で我慢していませんか?
当院では、患者様のお悩みに寄り添い、お一人おひとりに最適な入れ歯をご提案いたします。
保険診療から自費診療まで幅広い選択肢をご用意し、丁寧な調整で快適な入れ歯をお作りします。
どんな小さなお悩みでも、お気軽にご相談ください。