若い人にも起こる歯槽膿漏:20代・30代も要注意!
「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と聞くと、 「中高年がかかる病気」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
しかし、実際には20代や30代の若い世代でも、 歯槽膿漏が進行しているケースが増えています。
しかも最近は、スマホやデスクワーク中心の生活・ストレス・食習慣の変化などにより、 若年層でも歯ぐきの炎症が慢性化しやすくなっているのです。
この記事では、 「なぜ若い人にも歯槽膿漏が起こるのか?」 「年齢・性別でどんな違いがあるのか?」 「どんな対策を取れば防げるのか?」 を、歯科医の視点から詳しく解説します。
若年層でも歯槽膿漏が増えている理由
女性に多い歯ぐきトラブルの理由
男性に多い歯槽膿漏リスク
年齢別の歯槽膿漏の傾向と対策
| 年代 | 主な原因 | 特徴・傾向 | 対策ポイント |
|---|---|---|---|
| 10代 | ホルモン変化・磨き残し | 歯ぐきの出血・口臭 | 正しい磨き方を身につける |
| 20代 | 不規則な生活・ストレス | 歯ぐきが腫れる・ネバつく | 夜の丁寧なケア+定期検診 |
| 30代 | 忙しさ・睡眠不足 | 歯ぐき下がり・口臭 | 歯間ブラシ・生活リズム改善 |
| 40代〜 | 骨吸収が始まる | 歯の動揺・膿 | 定期メンテナンス・禁煙 |
| 50代〜 | 免疫力低下・糖尿病 | 歯の喪失リスク大 | 医科歯科連携+再生治療検討 |
若いうちからの予防が一生の財産
若年層向けのセルフチェック
- ☑ 歯ぐきが赤い・腫れている
- ☑ 歯磨きで血が出る
- ☑ 朝起きたときに口の中がネバつく
- ☑ 口臭が気になる
- ☑ 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい
これらのうち1つでも当てはまる場合は、初期の歯槽膿漏の可能性があります。
放置せずに、早めに検診を受けましょう。
よくあるご質問
若年層の歯槽膿漏について、患者様からよくいただくご質問とその回答をご紹介します
若い人でも本当に歯槽膿漏になりますか?
はい。10代後半〜30代でも珍しくありません。特にストレスや生活習慣の乱れがある人は注意が必要です。
見た目はきれいでも歯槽膿漏の可能性はありますか?
あります。見た目に変化がなくても、歯ぐきの中で骨が溶けていることがあります。検査でしか分かりません。
妊娠中の歯ぐきの腫れも歯槽膿漏ですか?
「妊娠性歯肉炎」の場合が多いですが、放置すると歯周炎に進行する可能性があります。早期ケアが大切です。
若い男性の歯槽膿漏はなぜ多い?
喫煙・ストレス・歯磨き不足などの生活習慣要因が重なりやすいためです。
若いうちに治療しておけば再発しませんか?
治療後も再発リスクはあります。3〜4か月ごとのメンテナンスで予防することが重要です。
まとめ:若いうちからの歯周ケアが将来を左右する
歯槽膿漏は「年寄りの病気」ではありません。 20代・30代の若年層でも、ストレス、口呼吸、食習慣の変化、不十分な歯磨きなどが原因で、 歯槽膿漏が進行するケースが増えています。
女性はホルモンバランスの影響を受けやすく、 男性は生活習慣によるリスク要因が集中しやすいという特徴があります。 どちらも早期発見・早期治療が重要です。
若いうちに正しいケア習慣を身につけることは、 将来インプラントや入れ歯に頼らない人生を送るための最良の投資です。 今のうちから定期検診を受け、プロのケアとセルフケアを両立させることで、 一生自分の歯で食事を楽しむことができます。
ハギノ歯科では、若年層の方にも分かりやすい歯周病予防プログラムをご用意しています。 少しでも気になる症状がある方は、早めにご相談ください。
この記事の監修者
ハギノ歯科 副院長
萩野 貴俊
愛知学院大学歯学部卒業。日本歯周病学会会員。 若年層の歯周病予防の重要性を広く啓発しています。 早めのケアで、将来の歯を守るお手伝いをいたします。
若いからこそ、今から歯周病予防を始めませんか?
20代・30代での歯周ケアが、将来の歯の健康を大きく左右します。
ハギノ歯科では、若い方にも分かりやすい予防プログラムをご用意しています。
まずはお気軽に検診にお越しください。