舌が痛いときは何科?歯科に行っていい?様子を見てよい場合と受診の目安
結論からお伝えすると、舌の痛みは「舌の見た目」と「いつから続いているか」で、受診の目安が変わります。歯や詰め物が当たっているだけのこともあれば、できものが治らない、見た目は普通なのにヒリヒリするなど、相談する先が変わることもあります。
舌は食事や会話で毎日使う場所です。痛みが続くと「歯医者でいいのか、内科や耳鼻科なのか」「様子を見ていていいのか」と迷い、そのまま我慢してしまう方も少なくありません。この記事では、まず確認していただきたい2つの目安を先に整理し、そのあと痛みの種類ごとに受診の考え方をまとめました。
いなべ市のハギノ歯科では、口の中の気になる異変について、まずお気軽にご相談いただけるようにしています。見た目だけで原因を決めることはできませんので、この記事は自己診断ではなく、相談先を選ぶための手がかりとしてお使いください。
まず確認|舌の「見た目」と「いつから」で受診の目安が変わります
歯・詰め物・被せ物が当たって痛むとき
白い・赤いできものや、口内炎のように見えるとき
見た目は普通なのにヒリヒリするとき/舌が赤く痛むとき
早めに受診したいサインと、歯科に相談するとき
よくあるご質問
舌の痛みについて、患者様からよくいただくご質問とその回答をご紹介します
舌が痛いとき、何科に行けばいいですか?
舌の見た目と痛みの出方で相談先の目安が変わります。歯や詰め物・入れ歯が当たっている、口内炎のようなできものが治らない、硬いしこりやただれがある場合は、歯科・口腔外科が目安です。舌が赤く痛む場合は、貧血などの全身の要因が関わるときに内科、見た目は普通なのにヒリヒリする舌痛症では精神科・心療内科が相談先として挙げられています(神奈川県歯科医師会)。どこに行くか迷うときは、口の中を直接確認できる歯科にまずご相談ください。
口内炎のようなものは、何日くらい様子を見てよいですか?
神奈川県歯科医師会の解説では、口内炎は多くが数日〜2週間ほどで自然に治るとされています。一方で、口内炎と思っていたものが2週間以上治らないこともあるため、2週間を過ぎても治らない場合は受診をご検討ください。痛みが強くて食事に支障があるときは、2週間を待たずにご相談いただいて構いません。
舌が痛いと、舌がんではないかと心配です。
舌が痛いという症状だけで、舌がんと決まるわけではありません。ただし、がん情報サービスは、口の中のしこり、口内炎がなかなか治らない、粘膜のただれ・痛みや出血、口が開けにくい、食事が飲み込みにくいといった症状を挙げ、気になる症状があるときは耳鼻咽喉科や歯科口腔外科、頭頸部外科などを早めに受診することが大切だと説明しています(国立がん研究センター がん情報サービス「口腔がん」)。ご心配なときは、一人で悩まずにご相談ください。
見た目は普通なのにヒリヒリします。受診したほうがいいですか?
見た目に異常がなくても、痛みが続くときは相談をおすすめします。日本口腔外科学会は、症状が長く続くようなら受診をすすめています(日本口腔外科学会「舌が痛い」)。見た目は普通でも、歯や詰め物による刺激、口の乾き、全身の要因が隠れていることがあるため、まず口の中の状態を確認することが大切です。原因がはっきりしない舌痛症という状態もあります。
歯が当たって舌が痛いとき、自分で削ったりしてもいいですか?
ご自身で削ったり、やすりをかけたり、市販の接着剤で固定したりするのは避けてください。お口の中を傷つけたり、歯をいためたりするおそれがあります。尖った部分が気になる間は、舌で触り続けないようにして、早めに歯科でご相談ください。当たっている歯や詰め物・被せ物・入れ歯を確認し、必要な対応をご相談します。
受診するとき、何を伝えればよいですか?
次の3点を伝えていただけると、お口の中を確認しやすくなります。①いつからか(今朝から・数日・数週間など)、②どこが、どんなときに痛むか(舌の先・縁・裏・奥/食事のとき・何もしなくても)、③気になる歯や詰め物・入れ歯、服用中のお薬や持病。うまく説明できなくても大丈夫です。気づいたことをそのままお伝えください。
いなべ市でお口の違和感にお困りの方へ。桑名市・東員町・四日市市など、近隣のみなさまからのご相談もお待ちしています。「舌が痛いだけで受診してよいのだろうか」と迷われたときこそ、まずはお気軽にご相談ください。
舌の痛みが続いて、お困りではありませんか?
お口の中を拝見して、歯や詰め物による刺激がないかを確認します。
気になる症状があるときは、お電話またはWeb予約でお気軽にご相談ください。
まとめ:舌の痛みは「見た目」と「期間」で相談先を選びましょう
舌の痛みは、歯や詰め物が当たっているもの、口内炎のようなできもの、見た目は普通なのにヒリヒリするもの、舌が赤く痛むものなど、様子によって考え方が変わります。
口内炎のようなものは、多くが数日〜2週間ほどで治るとされています。2週間を過ぎても治らないとき、硬いしこりがあるとき、ただれや出血が続くときは、様子を見すぎずにご相談ください。
どこに相談すればよいか迷うときは、お口の中を直接確認できる歯科が、相談の入口になります。この記事は自己診断のためのものではなく、診断は診察で行います。つらい症状を我慢せず、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修者
ハギノ歯科 副院長
萩野 貴俊
いなべ市大安町で40年以上、地域の皆さまのお口の健康を見守ってまいりました。お口の中の気になる症状は、我慢せずにお気軽にご相談ください。早くご相談いただけるほど、選択肢は広がります。
