三重県いなべ市で選ばれる痛くない歯医者|ハギノ歯科

0594-78-1777 平日・土曜 9:30〜19:00(木・日・祝休診)
2025年5月からWEB予約開始 Web予約

矯正歯科(マウスピース矯正/ワイヤー矯正/小児矯正)

はじめに

歯並びの乱れは、見た目の印象だけでなく、咀嚼機能や発音、さらには全身の健康にまで影響を及ぼすことがあります。たとえば噛み合わせが悪いと、食べ物を十分に噛めずに消化器系へ負担がかかったり、顎関節へのストレスが原因で肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。

そのため矯正歯科は、単なる「美容のための治療」ではなく、心身の健康を守るための医療として非常に重要な位置付けにあります。

当院では、透明で目立ちにくいマウスピース矯正を主軸に、幅広い症例に対応できるワイヤー矯正、そしてお子さまの将来を見据えた小児矯正を行っています。地域の皆さまにとって「矯正治療の入り口」となるよう、分かりやすい情報発信と丁寧な診療を心がけています。

当院の矯正が選ばれる理由

1. 見た目への配慮

矯正治療でよく耳にするのが「装置が目立つのではないか」という不安です。当院では、透明なマウスピースを使用する矯正方法を積極的に導入しています。これは従来の金属ブラケットと異なり、装着していてもほとんど気づかれません。そのため、接客業や営業職など人前に出る機会の多い方でも安心して治療を続けられます。

2. 幅広い治療法からの選択

矯正装置にはそれぞれ特徴があり、すべての症例に万能な方法は存在しません。軽度から中等度の歯並びの不正にはマウスピース矯正が有効ですが、大きな歯の移動や複雑な噛み合わせの改善が必要な場合には、ワイヤー矯正が適しているケースもあります。当院では両方の治療を提供できるため、患者さま一人ひとりの状態に合わせた最適解をご提案可能です。

3. 精密な診断とデジタル技術の活用

矯正治療の成否を分けるのは、治療前の診断です。当院ではレントゲン撮影や口腔内スキャナーを用いた3次元的な分析を行い、顎骨のバランスや歯の傾斜角度まで正確に把握します。その上で治療計画を立て、患者さまに分かりやすくご説明します。

4. 一般歯科との連携

矯正治療は年単位で進めていくものです。その間に虫歯や歯周病が進行すると、治療計画に支障をきたします。当院は矯正だけでなく一般歯科も診療しているため、定期的なクリーニングや虫歯治療を並行して行えます。矯正治療中の口腔トラブルにも迅速に対応できるのは総合歯科ならではの強みです。

マウスピース矯正とは

基本的な仕組み

マウスピース矯正(アライナー矯正)は、透明なプラスチック製のマウスピースを段階的に装着し、歯を少しずつ理想的な位置へ移動させる方法です。一般的には1〜2週間ごとに新しいマウスピースへ交換し、少しずつ歯を動かしていきます。

メリット

  • 目立ちにくい:透明素材のため、装着していても周囲に気づかれにくい。
  • 取り外し可能:食事や歯磨きの際に外せるため、口腔内を清潔に保ちやすい。
  • 金属不使用:金属アレルギーの方でも安心。
  • 痛みが少ない傾向:ワイヤー矯正に比べて、歯にかかる力が分散されやすく、痛みや違和感が少なめ。

デメリット

  • 装着時間を守らないと効果が出にくい。
  • 適応できない複雑な症例もある。
  • 紛失・破損のリスクがある。

向いている方の例

  • 「人前に出る機会が多く、装置が目立つのは避けたい」
  • 「できるだけ快適に治療を受けたい」
  • 「歯並びの乱れは軽度〜中等度」

ワイヤー矯正とは

基本的な仕組み

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を接着し、そこにワイヤーを通して力をかける方法です。もっとも歴史が長く、現在でも広く行われているオーソドックスな治療法です。

メリット

  • 適応範囲が広い:軽度から重度の症例まで幅広く対応可能。
  • 確実性が高い:医師が直接ワイヤーを調整するため、コントロールがしやすい。
  • 複雑な歯並びにも対応:大きな移動や噛み合わせの改善に有効。

デメリット

  • 装置が目立ちやすい(ただし透明ブラケットも存在)。
  • 食事や歯磨きに工夫が必要。
  • 調整直後に痛みや違和感が出やすい。

向いている方の例

  • 「歯並びの乱れが大きい」
  • 「複雑な噛み合わせを改善したい」
  • 「マウスピース矯正が適応外と診断された」

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い【比較表付き解説】

矯正治療を検討されている方が最も気にするポイントのひとつは「どの方法が自分に合っているのか?」という点です。マウスピース矯正とワイヤー矯正には、それぞれに明確な特長があります。

比較表

項目マウスピース矯正ワイヤー矯正
見た目透明で目立ちにくい表側装置は目立つ/裏側は目立ちにくいが費用・難度が高い
取り外し可能(食事・清掃時)不可(常時装着)
清掃性清潔を保ちやすいプラークが溜まりやすいので注意が必要
痛み比較的少なめ調整直後は強いことがある
通院頻度長めの間隔も可2〜4週ごとに調整
適応範囲軽度〜中等度に向く軽度〜重度まで対応可能
自己管理必須(1日20時間装着)医師主体(患者の努力依存は少ない)

解説

マウスピース矯正は「快適さ・審美性」を重視する方に向いています。一方で、ワイヤー矯正は「幅広い症例への対応力・確実性」で優れています。

当院では、まず精密検査で患者さまの状態を把握し、どちらの治療が適しているかをご提案します。また必要に応じて「前半はワイヤー、仕上げはマウスピース」といった組み合わせも可能です。

小児矯正(予防矯正)について

小児矯正の重要性

小児期は顎や顔面の骨格が成長する大切な時期です。この時期に矯正治療を行うことで、歯の萌出スペースを確保し、将来的な本格矯正をシンプルにできる可能性があります。

また、歯並びだけでなく呼吸や発音、姿勢にも影響するため、矯正治療は総合的な成長支援ともいえます。

開始時期の目安

一般的に 7〜9歳 が一つの目安とされています。前歯が生え変わり、顎の成長が盛んな時期だからです。ただし、歯並びや生活習慣によってはそれより早い段階で相談した方が良いケースもあります。

チェックリスト:相談をおすすめするサイン

  • 口呼吸をしている
  • 指しゃぶりが長く続いている
  • 発音に違和感がある
  • 噛み合わせがずれている
  • 頬杖や猫背の習慣がある

小児矯正のメリット

  • 顎の骨格を正しく発育させられる
  • 将来的に抜歯が不要になる場合がある
  • 大人の矯正よりも期間や費用を抑えられる可能性がある

矯正治療の流れ

矯正治療は一度始めると数年単位の取り組みになります。そのため、最初に全体の流れを理解しておくことが安心につながります。

1

初診相談

歯並びのお悩みやご希望を丁寧に伺い、大まかな治療方針をご説明します。

2

精密検査

レントゲン・口腔内写真・スキャンを行い、骨格や歯列の状態を詳細に分析します。

3

診断と治療計画のご説明

検査結果をもとに、治療方法・期間の目安・通院の流れをご説明します。

4

治療開始

マウスピースの場合は複数枚をまとめてお渡しすることもあります。ワイヤー矯正では装置を装着後、数週間ごとに調整を行います。

5

定期チェックと口腔ケア

歯の動きを確認し、必要に応じて調整を行います。虫歯や歯周病の予防処置も並行して実施。

6

保定期間

矯正後は歯が元の位置に戻ろうとするため、リテーナーを使用して安定させます。数ヶ月〜数年の保定が必要です。

矯正治療中の生活ガイド

痛みや違和感

装置を装着した直後は歯が浮いたような感覚や軽い痛みを伴います。これは歯が動いている証拠であり、通常は数日で慣れます。

食事の工夫

  • マウスピース矯正:食事の際には外すため、普段通りに食べられます。
  • ワイヤー矯正:硬いもの(ナッツ・氷など)や粘着性の高いもの(キャラメル・ガムなど)は避けた方が安心です。

清掃の注意点

  • マウスピースは外して歯磨きできるので衛生的。装置自体も定期的に洗浄が必要。
  • ワイヤー矯正は歯間ブラシ・フロスを使い、ブラケット周囲を丁寧に清掃する必要があります。

学校・仕事・趣味への影響

  • スポーツ:基本的に問題ありませんが、激しい接触がある競技ではマウスガードを推奨。
  • 楽器:吹奏楽器は慣れるまで発音に影響することがあります。
  • 会話:発音は数日〜数週間で適応されることが多いです。

よくあるご質問

矯正治療を検討される方から寄せられる代表的なご質問とその回答をご紹介します

Q

矯正治療は大人になってからでもできますか?

A

はい、可能です。矯正治療は年齢に制限がありません。実際に当院でも20代〜50代の方が治療を開始しています。歯と歯周組織が健康であれば、年齢に関わらず歯は移動します。むしろ大人の方は自己管理がしっかりしているため、治療計画通りに進むケースが多いのです。

Q

治療期間はどのくらいかかりますか?

A

症例によって異なりますが、軽度であれば半年〜1年程度、一般的には2〜3年が目安です。小児矯正の場合は顎の成長を利用するため、1〜2年の観察期間を含むことがあります。治療後は「保定期間」が必要で、リテーナーを使って歯を安定させます。

Q

装置の装着は痛いですか?

A

装置を付けた直後や調整後に違和感や軽い痛みを感じることがありますが、多くは数日で慣れます。マウスピース矯正は段階的に歯を動かすため、ワイヤー矯正よりも痛みが少ないと感じる方が多いです。

Q

マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらが良いのでしょうか?

A

「どちらが優れている」というものではなく、患者さまの歯並びや生活習慣に合わせて選ぶことが大切です。軽度〜中等度の不正歯列で審美性を重視する場合はマウスピース、重度の不正や複雑な噛み合わせにはワイヤーが適しています。当院では検査後に両方のメリット・デメリットを説明し、患者さまと一緒に選択します。

Q

子どもの矯正はいつ始めれば良いですか?

A

一般的な目安は7〜9歳です。この時期は前歯が生え変わり、顎の成長をコントロールしやすいためです。ただし、歯並びの乱れや習癖(指しゃぶり・口呼吸など)がある場合は、より早期に相談するのが望ましいケースもあります。

Q

装置を付けると日常生活に支障はありますか?

A

基本的に大きな支障はありません。

Q

マウスピースを装着し忘れるとどうなりますか?

A

効果が出にくくなり、治療期間が延びる可能性があります。1日20時間以上の装着が推奨されており、装着時間を守ることが結果に直結します。

Q

治療中に虫歯や歯周病になったら?

A

当院は一般歯科と併設しているため、矯正治療を中断せずに虫歯治療や歯周病ケアを行えます。

Q

装置が壊れたりなくした場合は?

A

すぐに当院へご連絡ください。状況に応じて新しい装置を作製するか、次の段階の装置を使用するなど柔軟に対応します。

Q

矯正治療は保険適用されますか?

A

通常の矯正治療は自費診療ですが、顎変形症など特定の症例では保険が適用される場合があります。詳細はカウンセリングでご確認ください。また、多くのケースで医療費控除の対象となります。

Q

矯正後に歯並びが戻ることはありますか?

A

はい、「後戻り」と呼ばれる現象があります。そのため治療後にはリテーナー(保定装置)の使用が欠かせません。数ヶ月〜数年の装着で歯並びを安定させます。

Q

妊娠中でも矯正はできますか?

A

基本的に可能ですが、妊娠初期はレントゲン撮影が制限されるため、治療計画を慎重に立てる必要があります。妊娠の可能性がある場合は必ずご相談ください。

Q

海外転勤や留学で中断したらどうなりますか?

A

転居先で継続できるよう紹介状を作成するなど、転医のサポートを行います。事前に予定がある場合は計画に組み込みますのでご安心ください。

Q

矯正治療をすると顔つきは変わりますか?

A

大幅に変化することはありませんが、噛み合わせの改善により顎のラインや口元のバランスが整い、自然に表情が明るく見えることはあります。

Q

歯を抜く必要はありますか?

A

症例によって異なります。軽度の場合は非抜歯で可能ですが、スペースが不足している場合には抜歯が必要なこともあります。当院ではできる限り非抜歯矯正を心がけています。

まとめ:美しい歯並びで健康的な毎日を

矯正歯科治療は、単に見た目を整えるだけでなく、噛み合わせの改善を通じて全身の健康に貢献する重要な治療です。 当院では、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、小児矯正と幅広い選択肢をご用意し、患者さま一人ひとりに最適な治療法をご提案しています。

矯正治療は長期にわたる取り組みですが、その結果は一生の財産となります。 美しく機能的な歯並びは、自信に満ちた笑顔と健康的な生活をもたらしてくれます。

「歯並びが気になる」「子どもの歯並びが心配」といったお悩みをお持ちの方は、まずは初診相談にお越しください。 精密な検査と丁寧なカウンセリングで、あなたに最適な矯正治療プランをご提案いたします。

ハギノ歯科は、地域の皆さまの健康な歯並びと素敵な笑顔をサポートいたします。

萩野 貴俊 副院長

この記事の監修者

ハギノ歯科 副院長
萩野 貴俊

愛知学院大学歯学部卒業。日本インプラント学会会員。安全で確実なインプラント治療を心がけています。患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案いたします。

歯並びの悩みを抱えていませんか?

ハギノ歯科では、矯正歯科治療を通じて、患者様が自信に満ちた笑顔で健康的な毎日を送れるようサポートしたいと考えています。
マウスピース矯正、ワイヤー矯正、小児矯正など、あなたに最適な治療法をご提案いたします。
まずは無料カウンセリングで、お気軽にご相談ください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。